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サーブ 21R : ミニ英和和英辞書
サーブ 21R[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サーブ 21R ( リダイレクト:サーブ 21 ) : ウィキペディア日本語版
サーブ 21[ちょうおん]

サーブ 21(Saab 21)はスウェーデンサーブ社が開発した戦闘/攻撃機。初飛行は1943年。非常に効率的な武装配置を有すると評される。双胴推進式で、胴体後部にエンジンプロペラが配置されており、機体は前方に"押し出される"形になる。
== 設計・開発 ==
推進式の利点は、前方視界が妨げられないことと武装を機首に集中配置できる点にある。ただ1つ欠点としては、搭乗員が脱出する際にプロペラの回転面に巻き込まれる恐れがあることである。しかしこの問題は初期の射出座席を進化させるに至り、この後いくつかの問題を解決したマーチン・ベイカー社は射出座席の特許を得た。ダミー人形を使用しての、最初の射出試験は1944年2月に、サーブ 17を用いて行なわれた。
着陸装置は、プロペラブレードと地面のクリアランス(すき間)を保つために、当時主流であった尾輪式ではなく、現代のほとんどの飛行機と同じ前輪式にする必要があった。前輪の激しい首振り振動(シミー)の防止などが必要であり、自動車の後部から試験用台車を曳航したり、ノースアメリカン NA-16-4Mを前輪式に改造〔http://1000aircraftphotos.com/Contributions/Visschedijk/Additions/10880L-1.jpg〕しての試験などが行なわれた。
サーブ 21は1943年7月30日に初飛行したが、このとき既に射出座席を搭載していた。より短距離で離陸できるとの考えから、離陸はフル・フラップ(フラップを完全に下げること。通常、離陸時には半分ほどしか下げない)で行なわれたが実際には離陸滑走距離は伸びてしまい、フェンスに脚が接触した。着陸時には車輪ブレーキが作動せず、テストパイロットはスピン・シュート(スピン回復用パラシュート)をドラッグ・シュートとして利用した。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サーブ 21」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Saab 21R 」があります。




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